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《食べたくなるミニチュアフード》

9月18日より、東武宇都宮百貨店様の第40回秋の北海道物産展に出展させていただいています。いろいろな百貨店様のイベントに出展させていただいておりますが、意外(?)なことに「北海道物産展」は初出展です。
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自分のイメージでは、「北海道物産展」は食品がほぼ中心なのかと思っていましたが、工芸部門の方々も多く、お互いに顔見知りだというのは驚きでした。ですから、工芸部門はひとつのチームみたいな感じになっているんですね。頼もしい限りです。

さて、「北海道物産展」ということで、北海道らしい作品を持ってこようと思い、従来品のいくら丼、ししゃも、ラーメンなどを補充した他、新規にほっけ、ウニ丼などを制作したのですが、その中でも気合いが入ったのがこのほっけです。いかがでしょう?
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こちら、今回は10匹ほどご用意して来たのですが、さすが10回同じものをこねて作ったわけではありません(笑)。
原型をひとつ作り、後はブルーミックスで型取りをして複製しました。これで、型が壊れない限りは何枚でも増産可能です。
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ただし、型から抜いた後は、一枚一枚、塗装をするので、この労力からは逃れられませんが…(笑)。
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もっとも、それで同じ型から抜いても個性が出るわけですね。

# by studio-yorozu | 2019-09-20 08:03 | 出展情報 | Comments(0)
デパートなどで出展していると、お客様に「どれくらい(の期間)、なさっているんですか?」と聞かれることがあります。私のミニチュアフード制作歴は、デビュー(?)してからはほんの3年ほど、地味にネット販売していただけの時代を入れても5年ほど(2019年夏現在)です。すると、まずほとんどのお客様は「それだけで、こんなにすごいのが作れるのですか?」と驚かれるのですが、実はちょっと裏がありまして…。

私はもともとプラモデル少年でした(笑)。1964年生まれですから、少年時代に触れたプラモデルは、今のようなガンプラではなく、もっぱら飛行機・戦車・軍艦といった細かいものばかりで、しかも設計図通りに作っても組み上がらないような精度が低いものもざらな時代でした。ですから自分で削ったり部品を作ったりしたものです。
そのうちに、「改造」「ディテールアップ」という面白さに目覚めてしまい、飛行機の組上がってしまえば見えなくなるようなところまで作り込んでコンテストに出すような中高生になっていました(笑)。

その趣味は今でも脈々と生きていて、最近でも、石坂浩二氏主催の「ろうがんず杯」に出品したりしています。
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そういうわけで、そういう細かな作業には慣れているというか、当たり前のようにやってきたことが、ミニチュアフード作りに生きているということは明らかですね。ですから、ミニチュアフード自体のキャリアは3〜5年でも、ミニチュア製作のキャリアはもっと長いということになるのでしょうね。

# by studio-yorozu | 2019-08-22 11:09 | スケールモデル | Comments(0)
私の作品は「食べたくなるミニチュア」がキャッチコピーです。
店頭でお客様に「わぁ、おいしそう!」と言っていただけるのが、一番の喜びです(笑)。それは、「リアル」「本物そっくり」といった評価よりも私にとっては大切なものなのです。
では、そのために何をどうしているのかといいますと、ミニチュアなのにリアルに作っていないのです。最初に実物や画像は参考にしますが、最後はイメージでまとめてしまいます。また、強調したいものは他の部分より大きく作ります。デフォルメです。
つまり、リアルなのにリアルではないリアルではないリアルが、食べたくなるミニチュアの基本なのです。

前回の、初期の「あんかけ焼きそば」はストレートにリアル指向ですね。すでに多少デフォルメは効かせていますが…。それに対して、最新作の「スイカフルーツポンチ」は、スイカと器の大きさのバランスがまず変ですよね(笑)。これは、スイカをひとまとまりで見せたかったのと、それとは別に器の中身はちゃんと見せたかったからという、それぞれ別の意図があったからです。でも、両者をあわせてみても、ミニチュアとしては破綻しないラインで収まっていると思います。

最後に、もっともリアルではない作品のひとつをご紹介します。
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5段のパンケーキがまさに崩れようとしている瞬間のミニチュアです(笑)。まあ、こんなことって、普通あり得ないですよね。でも、ご好評をいただいている定番商品なのです。
特に名称は前面に出してはいませんが、「P.K.M.(パンケーキモンスター)」といいます。なぜだかわかりますか?



# by studio-yorozu | 2019-08-12 03:31 | ミニチュアフード | Comments(0)
はじめまして。ミニチュアフード作家の工房萬です。
北海道在住の1964年生まれの男性です。繊細な作品が多いので、女性かと思われることも多いのですが…(笑)。

実はブログは自分のHPで開設できるのですが、どうもうまく使いこなせず、2度の投稿のみで時間が経過してしまったので、こちらに引っ越してきました。
以後、よろしくお願いいたします。

さて、私が制作するミニチュアフードは、こういうものです。
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大きさの比較対象物がないのでわかりにくいですが、お皿の直径は3センチ強です。
私の制作のキャリアは、現在のところおよそ5年くらいなのですが、これは割と初期の作品です。でも、いまだに自分でも最高傑作と思っていまして、これを超えるものを作れません(笑)。というか、同じものすら作れません。
さぞや、大切に保管しているのか思いきや、当時あっさり売ってしまいまして、手元にはありません。持っている方は、高値で買い戻しますのでご連絡を(笑)。

一方こちらは最新作のスイカのフルーツポンチです。
上のあんかけ焼きそばとは、微妙に作風が変わっていますが、おわかりなりますか?
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その辺のことについては、また次回に触れたいと思います。

それでは今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。




# by studio-yorozu | 2019-08-09 05:21 | ミニチュアフード | Comments(0)